歯科医院のホームページ制作で気をつけるべきポイント6つ

 

歯科医院のホームページを制作・リニューアルしたいと考えている先生やスタッフの方

「どんな内容にしたらいいだろう」

「せっかくだからとにかく色々と盛り込みたい」

「医療広告のガイドラインも気をつけなきゃ」

こういった悩みに答えます。

 

本記事の内容

  • 歯科医院のホームページ制作で気をつけるべきポイント6つ
  • まとめ
  • オススメの歯科医院専門ホームページ制作サービス

 

この記事を書いている僕は、
・Web業界に携わって15年
・歯科のWebコンサルティングに携わって10年
・自分で歯科専門のWebサービスを始めて3年(2021年現在)
様々な歯科学会やスタディグループに参加しながら勉強し、1,000件以上の歯科医院にご提案、200人以上の先生方とお付き合いさせていただき研鑽を積んで参りました。

そういった経験から歯科医院のホームページ制作で気をつけるべきポイントについて解説します。

 

歯科医院のホームページ制作で気をつけるべきポイント6つ

 

ホームページを制作する前に、ホームページを制作する目的を理解しておく必要があります。

歯科医院のホームページ制作には3つの目的があります。

  1. どこかで歯科医院のことを知ってくれた方に確認してもらうため
  2. 症状や治療方法など困って探している方に見つけてもらうため
  3. 場所や診療時間、連絡先などの最低限の情報発信のため

この3つの目的を満たしたホームページ制作が一般的な歯科医院のホームページ制作となります。

その一般的な歯科医院のホームページを土台に、過不足なく情報を足していくことがたいせつです。

その際に気をつけるべきポイントを解説します。

 

医療広告ガイドラインに沿ったライティングが必要

2018年から医療広告ガイドラインが改正され、ホームページは広告としてみなされるようになりました。

ですので、「虚偽」や「誇大広告」のない文章表現が必要になります。

  • 自由診療に関する記載を明確にすること(保険適用ではない)
  • 術前と術後の比較写真(加工がなく、費用や治療の内容、リスクや危険性などの記載があれば可)
  • 「絶対」「治る」「成功する」などの根拠のない表現
  • 「満足度」などの調査報告や根拠のない表記

などなど

いわゆる「集客」を目的としてホームページを活用するとなると注意が必要です。

とはいえ、一般的な歯科医院であればほとんど該当しませんのでご安心ください。

 

デザインはとても重要

歯科医院の外観や内観をキレイに整えるのと同じように、ホームページもキレイで見やすいものが好ましいです。

過度にオシャレなホームページである必要はありません。

歯科医院にオシャレな雰囲気を求める患者さんはそこまで多くないでしょうからね。

例えば、土地柄オシャレな人が多い地域にある歯科医院であったり、審美歯科を中心に運営している歯科医院であれば、その雰囲気に合わせたホームページのデザインは必要かもしれません。

そうじゃなければ、患者さんに清潔感を感じてもらえるもの、伝えるべきことがきちんと伝わるデザインがとてもたいせつです。

 

専門性の高いページは必要

「こんなの誰が見るんだろう」と思えるような専門性の高いページも必要です。

例えば、インプラントについてだけ書かれたページが数ページあるとか、医院に導入したCTなどの機器について詳しく書かれたページなどです。

患者さんは専門的なことはわからないにしてもそういった専門性の高い情報にふれるだけで、安心感や信頼感を抱いてしまうものです。

とはいえ、誇大広告で患者さんを騙そうということではもちろんありません。

そもそもすべて患者さんのために導入している技術ですから出し惜しみする理由はないでしょう。

正しく、できる限りわかりやすく、患者さんに伝えることがたいせつです。

 

スタッフの顔が見える写真はあればあるほどいい

これは歯科医院のホームページを制作する上で一番重要と言えます。

ホームページに顔を出したくないという歯科医院の先生やスタッフさんは多いのですが、患者さんはスタッフ紹介のページを必ず見ます。

歯科治療の不安をぬぐえるのはもはや先生やスタッフの雰囲気でしかないわけです。

ただ、無理して作り笑顔で撮る必要はありません。

院内のレクリエーションだったりミーティングの時など、明るく和気あいあいとした雰囲気の時にみなさんで写真を撮り合ったり、カメラマンに頼むなどして撮影するのが良いでしょう。

そのみなさんの雰囲気だけで患者さんは癒されるものです。

 

腕組みをしている写真はNG

腕組みして写真を載せている先生やスタッフの方を批判するわけではまったくありません。

腕組みをして写真に写っている人ってどうしても「強そう」「怖そう」に見えてしまいますよね。

それよりもリラックスしている表情、できれば笑顔でありのまま写っている方が患者さんとしては安心できるでしょう。

 

医院側が発信したい情報を発信しない

せっかくホームページ作ったんだからブログを更新しようと考えている先生やスタッフの方は多いでしょう。

定期的にスタッフブログを更新している歯科医院のホームページもよく見かけます。

こんなこと言うと怒られてしまうかもしれませんがほとんどのスタッフブログが時間のムダです。

「ブログ見て来てくれた患者さんもいる」

「定期的にホームページを更新しないとGoogleの検索上位に出てこない」

そんな風に思った方は特に要注意です。

少し専門的な話になりますが、情報を発信する時には、「誰」に向けて発信しているのかをよく考えて、的確に記事を書く必要があります。

例えば、「ブログを見て来てくれた患者さん」がいたとして、そういった人に向けて情報発信するのであれば、また来てもらうか、もしくは定期的に来てもらうための「メインテナンスの重要性」についての記事を書くのが良いでしょう。

「自宅でできるカンタンなメインテナンスの方法」や「メインテナンスにオススメの商品」なんていうのも良いですね。

「定期的にホームページを更新しないとGoogleの検索上位に出てこない」と思われた方は、古い知識のまま情報が止まってしまっているようです。

もちろん定期的に更新するということはとてもたいせつなのですが、なんでもかんでも更新すればいいというわけではありません。

Googleのアルゴリズムは毎年目まぐるしく変化し、AIはとてつもなく高度に成長しています。

定期的に更新されているスタッフブログより、「こういった治療や症状について探している人が◯◯人いる」ということに対して、「より正確で専門性が高く見やすい」歯科医院のホームページに誘導します。

もしスタッフブログを更新するとしたら、「求人採用」を目的としたスタッフブログが良いでしょう。

「歯科衛生士の仕事1日の流れ」だったり、「歯科衛生士の勉強会について内容を共有」といった具合に、「ここの歯科医院で働きたい」と思ってもらえるような内容がベストですね。

といったことを愚直に、効果を測定しながら続けた結果、「ここの歯科医院に相談してみよう」だったり、「ここの歯科医院で働きたい」という目的が達成されるものです。

ですので、ただやみくもにブログを更新してもスタッフの手間が増えてしまうだけですので、Webライティングの知識が必要になります。

 

まとめ

 

歯科医院のホームページ制作で気をつけるべきポイント6つは、

  1. 医療広告ガイドラインに沿ったライティングが必要
  2. デザインはとても重要
  3. 専門性の高いページは必要
  4. スタッフの顔が見える写真はあればあるほどいい
  5. 腕組みをしている写真はNG
  6. 医院側が発信したい情報を発信しない

となります。

 

さらにざっくりまとめると、

  • 歯科医療にくわしく、医療広告ガイドラインに沿ったWebライティング
  • 清潔感のあるオシャレなWebデザイン
  • 明るくて雰囲気の良い先生やスタッフの写真

これらがしっかりとそろったホームページ制作が良いと言えるでしょう。

 

この記事を読んでくださった先生やスタッフのみなさんにとって、素敵なホームページの完成と、それを通して患者さんの健康に貢献できますことを願っております。

 

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