採用を目的としたサイトリニューアルや採用サイト制作について考察

おかげさまで人からのご紹介、新しいご縁をいただき、お仕事させていただいております。
Webサイトのリニューアルが多いのですが、その中でも特に多いのが「採用」への対策です。
どこの地域、業界も人手が足りないようですね。
「求人広告を出してみるもうんともすんとも言わない」「費用対効果があるのかないのかよくわからない」こういったお話がとにかく増えています。

ご相談いただいて僕なりに調べてみたのですが、採用活動がうまくいっているだろうほとんどの企業に共通することとして、新入社員の受け入れ体制が出来ているかどうかが大きなポイントではないかと思っています。

例えば、「研修施設・設備がある」「研修のカリキュラムがある」など、より具体的な新入社員の受け入れ体制です。
求人広告にありがちな「明るい職場」「和気藹々とした雰囲気」みたいなキャッチコピーなどはもうあまり意味がないでしょう。
「お金が稼げる」「休みが多い」「プライベートが充実」のような謳い文句ももう弱いかなと。

採用を目的としたWebサイトのリニューアル、採用サイトの制作は採用活動の施策の1つとして必要です。
ただ、あくまでも実際の採用活動の具体化、見える化を行うためのツールなので、この施策だけでは恐らく効果が出にくいです。

ということで具体的にどうしたらいいのかと言うと、Webサイトのリニューアル、採用サイトの制作をきっかけとして、社内の新入社員の受け入れ体制を見直すのが良いのではないでしょうか。
いきなり研修施設を用意するなんてことは難しいでしょうから「入社してもらいたい人物像を具体化する」「研修のカリキュラムを作る」など、まずは出来そうなところからやってみるのが良いです。

Webサイト制作をする視点から見ても新入社員の受け入れ体制があるかないかでサイトのボリュームが変わってきます。
当然ボリュームが多い方が助かりますし、作りやすいです。
同業他社との違いであったり、自社の強み、こだわりになりますからとても強いコンテンツになります。

僕の考えるWebコンサルティングという仕事は、Web制作という点からその地域、その業界、その会社を俯瞰して見る、課題を共有し、解決に向かう、結果を出すことだと考えています。

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